韓国市場の拡大に臨み続けるシャオミ、サムスンやアップルのすき間を狙い=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国市場の拡大に臨み続けるシャオミ、サムスンやアップルのすき間を狙い=韓国報道(画像提供:wowkorea)
中国の小米科技(シャオミ)が、韓国のスマホ市場で再度販売拡大に乗り出す。最大の強みである費用対効果を武器にした、中・低価格スマホの新製品「Redmi Note 11」「Redmi Note 11 Pro 5G」を通じてだ。

韓国のスマホ市場は現在、サムスン電子(72%)と米アップル(21%)の2強体制となっている。シャオミの韓国市場シェアは1%あまりだが、それでも同社が韓国市場で活動する理由は何だろうか。

同社東アジア担当ゼネラルマネージャーのスティーブン・ワン氏は「オンラインで、個人や企業など誰でも商品を取り引きできるオープンマーケットの需要が大きく、既存メーカーが当社のスマートバンドなどと共に活用する需要がある。他のメーカーが満たせなかったニーズに応えるためスマホを販売し続けており、毎年拡大傾向にある」と述べた。

韓国市場でのシェアが大きく拡大していない理由としては「韓国は通信事業者の力が強いが、こうした部分で改善のチャンスを模索している。韓国の消費者は当社をスマートバンドや空気清浄機メーカーと認識しているが、スマホメーカーとしての認知度向上にも力を入れる」と話した。

シャオミの現在の韓国での障害といえば「中国ブランド」という否定的な認識だが、これをどう超えていくかも重要になる。

このため同社は昨年末、韓国市場で初めて実店舗をオープンし、ことしは初めてオン・オフラインでの広告も展開する計画だ。スマホからスマートウォッチ、ワイヤレスイヤホンなどを販売し続け、シャオミエコシステムの構築に向けた活動も続けていくとみられる。


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