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韓国政府が18日以降、ソーシャルディスタンスの解除と共に、屋外での着用義務解除が予想されるマスクの室・内外着用率は、99.8%から99.9%で100%近くに達した。
13日、保健福祉部(日本の厚生労働省に相当)疾病管理庁は、このような内容を盛り込んだ「2021年地域社会健康調査」の結果を発表した。慢性疾患の管理領域では、自己申告肥満率が増加し続けており、ウエイトコントロールに取り組む割合は前年に比べ減少した。2021年の自己申告肥満率は、32.2%で前年に比べ、0.9%増加し、ウエイトコントロールに取り組む年間の割合は65.5%で前年に比べ0.3%減少した。肥満率は、チェジュ(済州)(36.0%)が最も高く、セジョン(世宗)(27.5%)が最も低かった。ウエイトコントロールの取り組みは、ソウル(72.0%)が最も高く、キョンサンプクド(慶尚北道)が(62.3%)最も低かった。
喫煙率は減少傾向が続いている。喫煙率は09年(26.1%)から減少が続き、2021年は19.1%と前年に比べ0.7%減少した。特に、男性は35.6%で前年に比べ1.0%減少した。喫煙率が最も高い地域は江原道、忠清北道で21.0%、最も低い地域は世宗で15.1%だった。月間の飲酒率は2021年53.7%で前年に比べ1.0%減少した。最も高い地域は蔚山、江原(56.5%)で、最も低い地域は世宗(48.4%)だった。
虚脱感の経験があるという割合は、2021年6.7%で前年に比べ1.0%増加した。最も高い地域は、仁川(8.8%)で、最も低い地域は、全羅南道(5.1%)だった。
疾病管理庁は、新型コロナウイルスによる健康行動を追加調査した結果、マスク着用などの感染症対策ガイドラインは、2020年に続き2021年もしっかりと順守されたことが分かった。身体活動の実践と飲酒を改善したという回答も増えた。また、心理的影響も多少緩和されたとの調査結果もあった。
感染症対策ガイドラインの実践の場合、不特定多数が利用する室内施設でのマスク着用率は99.9%と前年と同じであり、ソーシャルディスタンスが難しい屋外でのマスク着用率は99.8%と前年(99.5%)に比べて増加した。
日常生活の変化では、新型コロナウイルス流行初年度の2020年に比べ、ウォーキングや運動など身体活動が増えたという回答は2.5%増加し、8.0%だった。飲酒が減ったという回答も0.6%増加し、43.4%だった。一方、インスタント食品などの摂取が増えたという回答は25.3%で、前年(21.5%)に比べて3.8%増加した。
心理的影響では、新型コロナウイルスのパンデミックによる気がかりは前年に比べてやや減少、新型コロナウイルスへの感染が心配だと回答した人は60.2%(7.6%減)だった。感染すると周囲から非難や被害を受けることが心配されると回答した人は69.0%(4.4%減)、経済的な被害が心配されると回答した人は70.2%(5.6%減)であった。
チョン ウンギョン 疾病管理庁長は「2021年地域社会健康調査の結果、前年に比べ喫煙、飲酒、ウォーキングなど、一部の健康行動は改善されたが、肥満率、高血圧、糖尿病の診断率が小幅に増加するなど慢性疾患モニタリング指標は若干悪化している。新型コロナウイルスにより、約2年間の空白が発生した慢性疾患予防、管理領域にさらに多くの投資と力量を集中する必要がある」と述べた。
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