マインツのイ・ジェソン、膝負傷で事実上シーズンアウト…韓国代表合流も不透明

ドイツのブンデスリーガ・マインツで活躍中のサッカー韓国代表MFイ・ジェソン（29）が膝の負傷で事実上、シーズンアウトとなった。

イ・ジェソン の最新ニュースまとめ

　マインツは13日（日本時間）、クラブのホームページを通じて「イ・ジェソンが先日のケルン戦で負傷した」とし、「4～6週間、休息を取らなければならない」と伝えた。

　イ・ジェソンはケルン戦後半38分に交代投入され、約7分ピッチを走り回った。試合終了後、右膝に痛みを感じたため、病院で精密検査を受けた結果、膝の内側の靭帯に炎症が生じたことが確認された。

　マインツは今シーズン正規リーグ5試合を残している。来月14日のフランクフルト戦が正規リーグ最終戦だ。今のところ、イ・ジェソンがシーズン中に復帰するのは難しい見通しだ。

　マインツの立場ではイ・ジェソンの欠場は大きな打撃ではない。マインツは今季、ブンデスリーガ18チームのうち10位（勝ち点38）に位置している。来季の欧州クラブ対抗戦進出は事実上、難しい。また、降格圏に落ちる心配もしなくてもいい。

　ただし、2022カタールワールドカップ本戦を準備するイ・ジェソンにとっては赤信号が灯った。6月の国際Aマッチ期間に4回の強化試合が行われるが、同試合に参加できない可能性が高い。

　一方、ヘルタ・ベルリンのイ・ドンジュンも負傷した。イ・ドンジュンが練習中、チームメートのケヴィン＝プリンス・ボアテングと衝突し、右膝を負傷して病院に緊急搬送された。まだ正確な状態はわかっていない。