キム・ジェヨル委員は大韓氷上競技連盟会長、2018平昌組織委員会副委員長、大韓体育会副会長、北京冬季オリンピックIOC調整委員会委員を経て、2016年からISU執行委員を務めており、スポーツ組織運営の経験とノウハウを積んできた。
連盟は「キム・ジェヨル候補者は大韓氷上競技連盟会長時代、国際スケート大会を9回誘致しただけでなく、積極的なマーケティングで後援収益を3倍以上成長させた経験のある卓越した『スポーツビジネス行政家』であり、キム候補者がグローバルビジネス舞台で25年間積み重ねてきた様々な経験はISUを一段階跳躍させるのに大きな力になるだろう」と推薦理由を明らかにした。
また、「キム・ジェヨル候補者がISU会長に当選すれば、韓国スポーツ外交力の伸張にも大きく役立つものと期待する」と述べ、出馬の意味を強調した。
キム・ジェヨル候補者の主要公約は△Growth(収益創出と市場拡大)、△Opportunity(氷上弱小国及び発展途上国支援による機会拡大)、△Innovation(IT活用及び働き方の変化推進)、△Safeguarding(選手保護プログラムの強化)、△Unity(IOC及び他のスポーツ団体との協力によるシナジー強化)だ。
キム・ジェヨル候補者は「スポーツは国境と人種を越え、世界を一つにつなぐ力がある。韓国スポーツは経済規模にふさわしい『世界10位圏』に成長した。今や韓国もスポーツを通じて国際社会に奉仕し貢献する時になった」と出馬の意志を明らかにした。
一方、連盟は去る4月4日、ISUに会長、副会長、執行委員に推薦する候補者を公募し、理事会など関連手続きを経て、キム・ジェヨル委員をISU会長候補に選定した。
なお、ISU執行部は会長1人、副会長2人、執行委員10人で構成されており、ことし6月10日にタイ・プーケットで開かれるISU総会で各国連盟長の投票で会長団を選出する予定だ。
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