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韓国農水産食品流通公社(aT)によると、日本の家庭用食酢市場で飲用酢の規模が2020年から調理用酢を超え、市場の変化をリードしている。一方、主に調理酢として使われる穀物酢は2020年の売上高が前年比で11%減少した。穀物酢は主に寿司に使われているが、最近の外食減少で売上が大きく減少した。日本の食酢市場に占める一般の家庭用食酢の割合は約30%、寿司や惣菜などの業務用が30%、マヨネーズ、ケチャップソースなどの加工用が40%となっている。
日本で飲用酢は2010年に果実酢を通じて注目され始めた。甘く飲みやすいことから、2017年から果実酢の消費が大幅に増加した。当時、韓国産の商品であるCJフードジャパンの「美酢(ミチョ)」と日本の酢製造企業「ミツカン(Mizkan)」の「フルーティス」が発売され、関連市場をリードした。
日本のオンラインアンケート会社(マイボイスコム株式会社)が2020年に実施した調査によると、日本人の中で飲用酢を飲んだことがある人は50%以上で、現在も飲用していると答えた人は10%に達した。飲用酢に期待する効果としては「疲労回復」が40.5%で最も高く、「健康維持」、「血液改善」などがその後に続いた。
最近は健康と美容の側面を前面に押し出した韓国産の飲用酢の認知度がさらに高まっている。CJフードジャパンの「ミチョ」の場合、果物の果汁だけを自然発酵させた100%フルーツ発酵酢で、年間売上高が100億円を超えるほど人気が高い。
aT関係者は「日本は中国、イタリアとともに主要な食酢の生産国だが、韓国の食酢はさまざまな味の開発とマーケティング戦略で日本の食酢市場をリードしている」と話した。
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