韓国の航空業界によると、アシアナ航空は今年3月、ソウル中央地検にゲートグループの元経営陣を背任の疑いで告訴した。
朴氏はアシアナ航空の機内食独占事業権(30年間)をゲートグループ系列社に1333億ウォン(約137億円)の低価で売却した疑いで起訴され、裁判を受けている。
朴氏はゲートグループに30年間、純利益を保障し、アシアナ航空に不利な約定で機内食の供給契約を締結したことが分かった。朴氏は機内食事業権の売却を見返りに、ゲートグループがアシアナ航空の不良系列社の新株引受権付社債を買収させた疑いが持たれている。
アシアナ航空は、ゲートグループが朴氏と共謀したものと判断した。同社は機内食供給の契約無効民事訴訟も裁判所に提起したという。
業界では契約が無効にならなければ、大韓航空がアシアナ航空を統合した後も、機内食事業の純利益をゲートグループに保障しなければならないとみている。
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