スタブリディス氏はこの日、米WABC放送のラジオインタビューで「2か月間に少なくとも12人のロシア将軍が殺害されたのを目撃した」とし「現代史における将軍の戦死で、他と比較にならないほどの状況だ」と語ったと、米国の政治専門紙“ザ・ヒル(The Hill)”が報道した。
スタブリディス氏は、米国が20年間戦争を経験したアフガニスタン戦はもちろん、イラク戦の事例まであげ「実際の戦闘で戦死した将軍は、1人もいなかった」とし「ロシア軍の無能さに驚く」と評価した。
また、軍需調達の無能・ひどすぎる戦闘計画・ロシア黒海艦隊の旗艦“モスクワ”の沈没などを言及し「これまでのロシアの成果はひどすぎる」と語った。
スタブリディス氏は、スウェーデンとフィンランドがNATOへの加入を推進していることをあげ「ウラジーミル・プーチン ロシア大統領の隣国に対する不当な攻撃が、NATO拡張をまねいている」と診断した。
また「NATO加盟国でない日本が、ロシアに強く立ち向かっている国の一つだ」と紹介した後「ロシアに反対する国はNATOの加盟国だけでなく、全世界の民主主義国家だ」と強調した。
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