ソン・フンミン、いつもと違うゴールセレモニーの真相は「男の子サポーターとの約束」

イングランド・プレミアリーグ（EPL）でマルチゴールを決め、ゴールランキング単独2位に浮上した韓国代表ソン・フンミン（29/トッテナム）が、特別なゴールセレモニーを披露し、注目を集めた。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

　ソン・フンミンは1日（現地時間）、英ロンドンで行われたEPL第35節に先発出場し、2ゴール・1アシストを記録。トッテナムの勝利（3-1）に貢献した。

　ソン・フンミンは後半15分、2ゴール目を決めた直後、いつもの「チャルカッ（パシャ、パチリという写真を撮る際のシャッター音）セレモニー」ではなく、両手を口元にあてた後に望遠鏡をのぞくような動作をした。

　この日、ソン・フンミンが披露したゴールセレモニーは男の子サポーターとの「約束」だった。

　現地メディアによると、ことし5歳になる男の子サポーターのライリーくんは出産予定日より3か月早く生まれ、医師から「今後、歩くことはできないだろう」と診断を受けたという。しかし、ライリーくんは手術を受けてリハビリし、自身の障害を克服した。

　トッテナムは先月28日、1本の動画を公開。この動画には、父親とボール遊びをするライリーくんとトッテナムDF選手の姿があり、またソン・フンミンとのビデオ電話のシーンもあった。ライリーくんはソン・フンミンとのビデオ電話で、ゴールセレモニーを「自分流にアレンジ」した動作を披露。すると、ソン・フンミンは次回ゴールを決めた際「ライリーくんが考えたセレモニーを披露するからね！」と話し、みごと約束を果たした。