香港は去年のランキングで80位だったが、今年は順位を68も落とし148位に沈み、フィリピンやリビアよりも下となった。
国境なき記者団はその理由として、香港の報道の自由が引き続き攻撃を受けており、法の支配も徐々に後退していることを挙げた。また、「香港国家安全維持法」により、この1年間に少なくとも13人の報道関係者が拘束されたことも考慮したとしている。
今年の報道自由度ランキングで上位を占めたのは北欧各国。1位がノルウェー、2位がデンマーク、3位がスウェーデンだった。一方、最下位は北朝鮮で、中国は下から6番目となる175位だった。
これを受け、香港記者協会はコメントを発表。協会は「この1年間、香港報道業界が苦難の時期にあったことを反映したものだ。(今回のランキングで)香港は5つの指標のうち「安全性」の点数が最も低かった。これは香港で報道業界に身を置くことのリスクが日々増大していることを示している。記者協会は香港政府に問題を直視し、香港人が法律によって(人権の)保障を受ける権利を守ることを求めていく」としている。
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