サムスン電子の李在鎔副会長(左)と、ディッシュ・ネットワークのチャーリー・エルゲン会長(右)(画像提供:wowkorea)
サムスン電子の李在鎔副会長(左)と、ディッシュ・ネットワークのチャーリー・エルゲン会長(右)(画像提供:wowkorea)
サムスン電子は3日、米国の通信会社であるディッシュ・ネットワークに、第5世代(5G)移動通信設備の供給会社として選出されたと発表した。受注額は1兆ウォン(約1028億6000万円)以上に達する。米ベライゾン・コミュニケーションズからの、2020年の受注分(約7兆9000億ウォン=約8125億9400万円)に続き、米国からの受注額では2番目の規模となる。

イ・ジェヨン の最新ニュースまとめ

仮釈放の身で業務上の制限がありながら、ディッシュ・ネットワークのチャーリー・エルゲン会長とのプカン(北韓)山トレッキングを計画するなど、後方で独自の世界的なネットワークを緻密に活用したイ・ジェヨン(李在鎔)副会長の役割が大きかったと、財界では言われている。

これによりサムスン電子は5Gの仮想化基地局をはじめとした、さまざまな通信設備をディッシュ・ネットワークに供給できるようになった。

韓国や米国、日本などで5G市場をけん引しているサムスン電子は今回の提携を足掛かりとして、英国やカナダ、ニュージーランドなど世界の5G市場でシェア拡大に乗り出す計画だ。

ディッシュ・ネットワークのジョン・スウェリンガ最高運営責任者(COO)は「サムスン電子の5G仮想化基地局と次世代通信の技術力は、当社の5Gネットワーク構築において中核的な役割を果たす予定」と話した。

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