米韓国防長官、北朝鮮のミサイルは「朝鮮半島の平和・安定に脅威」と糾弾(画像提供:wowkorea)
米韓国防長官、北朝鮮のミサイルは「朝鮮半島の平和・安定に脅威」と糾弾(画像提供:wowkorea)
米韓の国防長官は今月4日に実施された北朝鮮の弾道ミサイル発射が朝鮮半島とインド・太平洋地域の平和を脅かすと糾弾した。

韓国国防部(防衛省に相当)によると、韓国のソ・ウク(徐旭)国防長官と米国のオースティン国防長官は北朝鮮が弾道ミサイルを発射した翌日の5日に通話を行い緊密な協力体制を再確認した。

両長官は、「今回の北朝鮮の弾道ミサイルは明白な国連安全保障理事会決議違反としてこれを糾弾し、国際社会の平和・安定要求に背き朝鮮半島とインド・太平洋地域の平和と安定を脅かす」と評価した。また、強力な米韓同盟を通じた抑制および連合防衛態勢の向上のため緊密に協力していくことにした。

米国防省も声明を通じ、両長官が米韓同盟の抑止力と防衛態勢を強化するため緊密な協力を続けていくと約束したと伝えた。

米韓の国防長官は北朝鮮が今月4日に発射した弾道ミサイルについての分析内容および評価も共有したものとみられる。北朝鮮は4日午後12時3分ごろピョンヤン(平壌)スンアン(順安)からトンヘ(東海、日本海)上に弾道ミサイル1発を発射した。飛行距離は約470キロメートル、最高高度は約780キロメートルと探知された。

オースティン長官は通話で拡張抑止力を含め全範囲の米軍の能力を活用する韓国防衛に対する米国の固い約束を再確認したという。オースティン長官はまた、徐長官の指揮のもと同盟が強化されたという点に言及し長官に感謝の意を表した。

これに対し徐長官は、「離任した後も米韓同盟の強力な支持者として同盟の発展ののため努力していく」と答えた。
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