ムン・ジェイン(文在寅)政府最後の中央災難安全対策本部が6日、キム・ブギョム(金富謙)首相の主宰で開かれた。この日の中央災難安全対策本部会議は、2020年2月23日中央災難安全対策本部が設置されて以来593回目で、これまでの防疫成果などに対する評価が行われた。
キム・ブギョム首相は、中央災難安全対策本部会議の冒頭発言で「他の国に比べて日常回復が遅れたという一部批判の声もあるが、われわれの防疫は成功したと評価されている」とし「人口比累積死亡率0.04%、累積致死率0.13 %、いずれもOECD国家の最上位圏」と明らかにした。続いて「このすべてを全面的封鎖なしで成し遂げたのは価値ある成果」とし「危機が完全に終わるまで決して油断してはならないが、根拠なくわれわれ自らをけなすことも警戒しなければならない」と付け加えた。
クォン・ドクチョル保健福祉部長官もこの日定例会見で「OECD国家内で致死率では3番目、人口当たり死亡者数は5番目に死亡被害を抑えた」とし「国民の協力と努力により、極端な封鎖や国境閉鎖などを回避し、その結果、主要20先進国で最も速く、強い経済回復傾向を見せている」と強調した。
保健福祉部が公開したOECD加盟国新型コロナの発生状況によれば、韓国は人口10万人当たりの累積感染者が3万2785人で、世界最多発生国である米国(2万4085人)より多かった。日本は6044人で、メキシコ(4400人)に続き、2番目に感染者が少なかった。
韓国の人口10万人当たりの死亡者は43.1人で、ニュージーランド(13.0人)、日本(23.2人)、オーストラリア(27.0人)、アイスランド(43.1人)などに続き5番目であり、累積致死率は0.13%と3番目に低い水準で、感染者規模が韓国の半分以下の日本(0.38%)に比べて低かった。
日本のワクチン接種率は、1次81.9%、2次80.6%、3次53.4%で、韓国の1次87.8%、2次86.8%、3次64.6%より低かった。
ソン・ヨンレ中央事故収拾本部社会戦略班長は「わが国はオミクロン流行時期に感染者数が非常に急速に増加したが、致死率は上がらず、安定的に低く維持した」とし「世界的に見るとオミクロン流行時期の人口単位当たり死亡者数や致死率自体は上位圏の方にいると判断はしている」と説明した。
Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 78