1つ目は「団長」だ。これはロックダウンで買い物が難しくなる中、地域住民が共同で物資を購入する際にリーダーの役目をする人物を指す言葉。ロックダウン下の上海市では多くの「団長」が市民の生活を支えているのだ。
2つ目は「大白」。これは白い防護服を着た医療スタッフを指す名詞だ。中国のSNS「微博(ウェイボー)」などで広く使われているスラングである。
3つ目は「黒人」。上海市のロックダウンで食料が手に入りにくい状況となる中、あるネットユーザーが「7階に住んでるあの黒人を食べに行こう」と書き込んだことがきっかけで広まった。この投稿に対し、実際にユーザーと同じ地域に住んでいた「黒人」が抗議して問題に発展。他のネットユーザーが「私たちは黒人を食べたりしません。黒人の皆さんは私たちのすばらしい隣人です」などと弁解していた。
その他、「自由を渇望する魂を抑えよう」という文句もインターネット上で広く流行。多くのネットユーザーが、過去の旅行写真に「自由を渇望する魂を抑えよう」というメッセージを添えて投稿している。その元ネタは、2020年に上海のある地域で医療スタッフがドローンを用いて「自由を渇望する魂を抑えよう」というメッセージを発信したことだとされている。
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