KAISTによると今回の寄付者は、300億ウォン以上の巨額をKAISTに寄付した人のなかで最年少となる。この寄付者は勤勉、節約の精神により財産を築き、社会的弱者や重病患者を10年以上にわたり、助けてきたという。
長期的かつ効果的に寄付をすべきとの考えから、社会的企業の創設も考えたが、結局他の人に託し効果を得る方法を選択した。教育を通じた寄付がもっとも妥当であるとの結論を下して、KAISTに連絡。この過程で企業を運営する、KAIST出身の知人の影響を受けた。後輩を採用するために努力する知人にその理由を聞いた際「KAIST出身者が夜も休まず熱心に働く」という答えを聞いて、KAISTに関心を持ったもようだ。
寄付者は「生きていくのに必要以上の財産を築いたことで常に負担を感じていたが、若いうちに寄付でき、これからはさっぱりとした気持ちでゆっくり眠れると思う。今回の寄付がKAISTの若者という強力な武器と合わさり、国の発展だけでなく、全人類に寄与する成果をあげる礎になれば」と伝えた。
KAISTは寄付者の意向に従い、寄付金を生活が苦しい学生たちと、医科学、バイオ分野の研究資金として使う計画だ。
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