カカオモビリティ、都市航空交通システムに「カカオT」の技術を提供へ=韓国(画像提供:wowkorea)
カカオモビリティ、都市航空交通システムに「カカオT」の技術を提供へ=韓国(画像提供:wowkorea)
カカオモビリティは11日、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発を手掛ける英国のバーティカル・エアロスペース、LGユープラス(LGU+)、済州航空、GSカルテックス、ドローン制御システムの開発などを行うパブロ航空の5社と共に、韓国型都市航空交通システム(UAM)の商用化に向けたコンソーシアムを発足させ、「韓国型都市航空交通システム・グランドチャレンジ(K-UAM GC)」実証事業に向け提携したと発表した。

「K-UAM GC」は、韓国におけるUAM事業の拡大と民間企業による協力体制の構築を目的に、国土交通部が主管する実証プロジェクトだ。

提携した6社は、韓国型UAMの標準を策定して、サービスの商用化を促進するのための実証事業を行い、また今後のUAM産業に関連した事業機会を模索していくなど、多様な分野で協力することを決めた。

カカオモビリティは、利用者の途切れない移動を支援するため、移動データ分析を基に自律走行車など地上交通の到着時刻(ETA)を算出し、運航および交通管制システムとプラットフォーム間の安全な連動を進め、また自動チェックインやセキュリティ検索機能などを実現した、離着陸場(バーティポート)ソリューションを構築する計画だ。

このほかGSカルテックスは、都心をはじめ全国に分布するガソリンスタンドのネットワークを活用しUAMのバーティポートを、またパブロ航空はスマートモビリティの統合管制システムを開発したノウハウを活かし、UAM用の統合運航管制システムを構築する。


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