第3回韓中日3カ国女性交流大会が26日、ソウル教育文化会館で開かれた。開会式で韓中女性交流協会会長の河暎愛(ハ・ヨンエ)慶熙大学教授が開会の辞を述べ、大統合民主新党の金熙善(キム・ヒソン)議員、寧賦魁駐韓中国大使らが祝辞を述べた。
 開会式の後に開催されたセミナーは2部構成で進行し、女性経済フォーラムでは女性の就業と創業の積極推進、経済活動への積極参加による女性の地位確立などをテーマに各国から参加したパネラーが発表を行った。発表に立った日本の梶間真寿美・日中経済交流協会女性副部長は、4月に施行された改正男女雇用機会均等法により男女間の就業障壁はほぼなくなり、女性の社会進出に向けた環境作りが進展していると日本の状況を紹介するとともに、同根の文化背景を持つ韓日中3カ国は女性の社会進出の経緯や歴史も共通項が多く、話し合えば分かり合えることばかりだとの認識を示した。

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 また女性政治参加・教育フォーラムでは、女性の参加を促す政治環境の変化、家庭中心の児童教育事業展開などをテーマにした発表が行われた。李燕淑(イ・ヨンスク)元政務第2長官は、現在国会議員の定数299議席のうち女性は40議席で13.4%にとどまっていると指摘し、社会全体の半分を超える女性の参加なくしては民主社会が志向する人権の尊重、均等な機会などが保障された社会は実現しないと指摘した。その上で、女性の関心事を政策に反映させるため女性の参加を促し、現在の社会構造と慣行に問題があれば果敢にその制度を直すべきだと提案した。

 今回の大会には韓国からは禹清子(ウ・チョンジャ)大邱市韓国女性団体協議会会長、日本から重村育子・社団法人日中経済交流協会女性部長、中国から段毅軍・山東省人民対外友好協会常務副会長がそれぞれ代表として出席した。


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