前年同期と比べると、売上高が0.6%、当期純利益は0.4%、それぞれ増加したが、営業利益は11.5%減少した。前四半期と比べると売上高は1.7%減少したが、営業利益は33.3%、当期純利益は36.3%それぞれ増加となった。
ジュンス の最新ニュースまとめ
収益性の目安となるEBITDA(税引前利益+支払利息+減価償却費)は第3四半期に1兆164億ウォンで、前年同期より7.0%減少したが、前四半期比では23.3%増加した。EBITDAマージンは34.6%で、前年同期と比べると2.8ポイント下落したが、前四半期よりは7.0ポイント上昇した。
KTは第3四半期の増収について、サービス競争力を強化したことでブロードバンド事業部門で加入者基盤が拡大したためと説明している。また、当期純利益については、営業利益の減少にもかかわらず、KTネットワークスなどの子会社の業績が改善したことと純負債が減少したことによる利子費用の減少で、前年より改善されたとした。KTが第3四半期に返済した負債は4762億ウォンだった。
KTは当面の課題の1つ、伸び悩み問題を解決するため、ワイブロ(携帯インターネット)装備やサービス完成度の極大化作業に拍車をかけている。KTの南重秀(ナム・ジュンス)社長は、「短期の業績よりは長期的な経営改善に焦点を合わせた、中長期的な経営戦略を立てている。年末ごろ、株主と投資家に具体的な実行計画を明らかにする」と話した。
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