中国語教材で「キムチ」を「泡菜」表記…韓国教授「中国に口実だけ提供することになる」叱咤(画像提供:wowkorea)
中国語教材で「キムチ」を「泡菜」表記…韓国教授「中国に口実だけ提供することになる」叱咤(画像提供:wowkorea)
DAEKYO(大教)は19日、中国語学習ブランド「チャイホン(caihong)」でキムチを「泡菜(パオツァイ)」と表記し物議を醸したことに関して、既存の教材を5月中にすべて破棄し、6月から「辛奇(シンチ)」に修正し出版すると明らかにした。

 韓国誠信女子大学ソ・ギョンドク(徐坰徳)教授はSNSを通して「中国はキムチの起源を泡菜として強く主張し続けているが、韓国内の多様な分野で『泡菜』表記が摘発されている」とし、「DAEKYOが製作した子ども用中国語教材『caihongジュニア』でキムチを泡菜と表記し残念だ」と指摘した。

 彼はまた、「教育企業は国家的現況に一層耳を傾けるべきだ。なぜなら、こうした状況は中国に口実だけ提供するかっこうになるからだ」と叱咤(しった)した。

 文化体育観光部は昨年7月、「公共用語の外国語翻訳および表記指針」を一部改正し、キムチの中国語表記を「辛奇」と明示した。

 これにDAEKYOは立場文を出し「文化体育観光部の明示以降、caihongの全製品10種、約500冊を検討し、『泡菜』と表記されていた25冊を『辛奇』に修正・変更した。倫理ガイドに合わせたデータ変更も去る2月に終えた」とした上で、「在庫が残っている教材については5月中にすべてを破棄し、6月からはcaihong全製品を倫理ガイドに沿うかたちで出版する予定だ」と伝えた。

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