しかしネクソンの関係は「基本的に開発者の採用は難しい状況だが、なかでも人材自体が少ないコンソールゲームの経験者を探すのはもっと難しいのが事実」と話した。
こうしたコンソールゲーム開発者の人材不足は、中小企業ほど深刻だ。人件費に十分な投資ができる大企業に比べて資金力が劣るほか、会社の認知度も低いためだ。
コンソールゲームはシングルプレイの利用者が多く、これまで韓国のゲームメーカーが主力としていたモバイル・パソコン用ゲームに比べて完成度により敏感だ。実際、コンソールゲームはモバイル・パソコンゲームよりも投入する費用がより多い。韓国コンテンツ振興院によると、コンソールゲームの制作費は平均33億6400万ウォン(約3億3777万円)で、モバイルゲームに比べ約2倍高かった。またソニーや米マイクロソフト、任天堂といった主要なコンソールゲームメーカーが求める基準に合わせるのも簡単なことではない。
業界の関係者は「これまで約20年間、韓国のゲームメーカーはモバイル・パソコンゲームに集中していたため、コンソールゲームの経験が多くない。これはことし、プラットフォーム拡大に乗り出したNCソフトとネクソン、ネットマーブルの『3N』も同様。コンソールゲーム開発者の確保競争も、次第に激化するだろう」と話した。
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