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韓国 けさのニュース(5月23日)
◇バイデン氏 46時間の韓国訪問終了 バイデン米大統領は22日午後、3日間の韓国訪問を終え、日本に向けて出発した。バイデン氏が就任後、アジアを訪問するのは初めて。今回韓国に滞在した時間は約46時間だった。これまでの米大統領の来韓と比べると比較的長い日程だが、大学での講演など市民と触れ合う機会はなかった。バイデン氏は韓国滞在中の多くの時間を尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と共に過ごし、韓米首脳間の緊密な関係を示した。◇新規コロナ感染者9975人 118日ぶり1万人下回る 中央防疫対策本部は、23日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から9975人増えたと発表した。新規感染者数が1万人を下回るのは118日ぶりとなる。◇尹大統領 きょうIPEF会議にオンライン出席 尹錫悦大統領は23日午後、インド太平洋経済枠組み(IPEF)の首脳会議にオンラインで参加する。IPEFはインド太平洋で中国の経済的な影響力をけん制するため米国が提唱した枠組み。尹大統領は13カ国の首脳級のうち7番目に発言する予定だ。会議では半導体などグローバルサプライチェーン(供給網)、デジタル経済、脱炭素、クリーンエネルギーなどについて議論する。尹大統領は21日、バイデン米大統領との首脳会談後の共同声明で「米国のインド・太平洋戦略を歓迎する」とし、「優先的懸案に対する経済的関与を深める包括的IPEFを発展させるために協力する」と述べた。◇盧元大統領追悼式に与野党幹部集結 文前大統領も5年ぶり出席 与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」の幹部は23日、南東部の金海市烽下村で行われる故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の没後13年の追悼式に参列する。9日に退任した文在寅(ムン・ジェイン)前大統領も5年ぶりに追悼式に参列する予定だ。6月1日投開票の統一地方選を前に、文氏が追悼式でどのような政治的メッセージを発信するかにも関心が集まる。◇韓国代表・孫興ミン 英プレミアリーグでアジア人初の得点王 サッカーのイングランド・プレミアリーグ、トットナムでプレーする韓国代表の孫興ミン(ソン・フンミン、29)は23日(日本時間)、リーグ最終38節のノリッジ戦で2ゴールし、今季の得点を23点に伸ばし得点王に輝いた。アジア人が同リーグの得点王になるのは初めて。チームも5―0で完勝し、来季欧州チャンピオンズリーグ(CL)に出場できる4位を守った。◇公共機関44%が首都圏に集中 地方移転求める声も 公共機関の経営情報公開システム「アリオ」によると、370の公共機関のうち164機関(44.3%)が首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)にあると集計された。また、33.8%がソウルに集中していた。地方を中心に、バランスの取れた国の発展と地方分権のために公共機関の移転を求める声が高まっており、新政権で国政課題として推進されるかが注目される。