中古取引における紛争件数の推移。上からタングンマーケット、中古ナラ、ポンゲジャント、その他、合計(画像提供:wowkorea)
中古取引における紛争件数の推移。上からタングンマーケット、中古ナラ、ポンゲジャント、その他、合計(画像提供:wowkorea)
韓国インターネット振興院(KISA)によると、韓国の中古取引市場は2008年の4兆ウォン(約4007億5360万円)から、昨年には24兆ウォン(約2兆4066億円)へと約6倍成長した。タングンマーケット、ポンゲジャント、中古ナラといった主要な中古取引プラットフォーム3社に申請された紛争調停数も、2019年の277件から昨年には3373件へと、3年で12倍膨らんだ。

中古取引詐欺の被害額は、2018年の270億ウォン(約27億円)から、2020年には890億ウォン(約89億2066万円)へと急増。主要な紛争内容をみると、物品の取り引き時、あらかじめ言及されていなかった欠損などで払い戻しを要求したが処理されなかった、購入した物品と配送された物品が違った、配送中に物品が損傷したなどとなる。

KISAはことし、個人間の中古取引紛争を予防するため対応を強化する計画だ。ことし3月には、タングンマーケット、中古ナラ、ポンゲジャントの3社と、情報提供の強化、および安全な取引環境の造成などを骨子とした提携を行っている。

KISAは「購入者が販売者に比べ、製品に関する情報が不足していることから紛争が発生する。正確かつ具体的な情報提供がなされ、情報不足が緩和されるよう企業のシステムを構築する必要がある」と話した。





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