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24日午後4時、ソウル・清潭洞(チョンダムドン)の<SMエンターテイメント(以下SM)>前。制服を着た中高生、大学生など約270人の少女たちが続々と集まった。
彼女たちは<Super Junior増員反対 ファン連合対策委員会>。アイドルグループSuper Junior(スーパージュニア)のファンたちである。SMによるSuper Juniorのメンバー増員推進に、反対の意を示そうと沈黙デモを行なったのだ。
顔にはマスクをつけ、“13”という数字を書いた紙を手に持ち、列を組んで座り込み、黙々と抗議の意思を見せる。一部ファンたちは「SJ Only 13」など、自ら作ったプラカードを掲げていた。
近くの街路樹には「世間知らずな子供たちの悪あがきではありません。大切なものを守ろうとする勇気です。私の名前はFan(ファン)です」という大型プラカードが立てられた。数千ウォンずつ集めたお金で作ったものだという。
SMはSuper Juniorをデビューさせる際、「アジアのスター登竜門」というタイトルを掲げ、メンバー数が決まっていないプロジェクトグループだと発表していた。現在のメンバー数は13人。
しかしファンの主張は相反している。
ファン連合対策委員会によると、Super Juniorは当初、プロジェクトグループとしてデビューしたものの、昨年6月に発売したシングル『U』の頃から正規グループという点を、メディア記事とメンバーたちの証言を通じてSMが公然と明かしたというもの。にも関わらず、最近、中国人メンバーのヘンリーを加入させ、来年初めにはSuper Junior Chinaをお披露目するというのは、ファンを欺くことだと主張している。
ファン連合対策委員会の20代大学生ファンは「我々はヘンリーらメンバーの増員に反対し、13人メンバーでの活動を保障してほしいという考え」「Super Juniorの海外進出は支持している。しかし、ヘンリーは正規のSuper Juniorメンバーではない」と強調する。
また「<Super Junior>というブランドを育てるというのは、歌手の商品化を促すだけだ」と伝えた。
さらに「すでに、去る21日に同じ場所で第1次デモを行なった。その時には400人のファンたちが集まった」「先週、配達証明郵便とFAXで、SMに公式的な答えを要求する質疑書と声明書を送ったが、まだ回答がない。SMの公式発表があるまで、こうしたデモを続ける方針」とつけ加えた。
これに対しSMは、「Super Juniorは正規グループであると発表したことはなく、これはファンたちの誤解」「当初からSuper Juniorは、“アジアのスター登竜門”という1つのブランドとして育てているし、だからこそ中国人メンバーであるハンギョンも活動したのだ」とコメントしている。
また「Super Junior Chinaが、中国で活動する場合、Super Juniorを広めるために大きな役割を果たすはず」「ファンがSuper Juniorを変わらずに支持してくれることを願っている」と伝えた。
一方、この日のデモ現場にはSuper Juniorのメンバー増員を希望するファン50人余りも参加し、注目を集めた。彼女たちは「我々はヘンリーの加入に賛成である」と反対意見を唱えている。
メンバー増員に反対するファンの声が、今後のSuper Juniorの構成と活動に、どのような影響を及ぼすのか、熱い関心を集めている。
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