合同参謀本部はきょう、「韓国軍はきょう午前6時ごろと6時37分ごろ、6時42分ごろにピョンヤン(平壌)のスンアン(順安)一帯からトンヘ(東海、日本海)上に発射された弾道ミサイル各1発を捉えた」と明らかにした。ICBM「火星17型」と推定されるミサイルと北朝鮮版イスカンデル(KN23)と呼ばれる短距離弾道ミサイルなどを共に発射したと伝えられた。これらはすべて核弾頭の搭載が可能だ。
ICBMと推定される1発目の弾道ミサイルの飛行距離は約360キロ、高度は約540キロで、2発目の弾道ミサイルは高度約20キロで消失した。3発目の弾道ミサイル(SRBMと推定)の飛行距離は約760キロ、高度は約60キロと探知された。
米韓連合軍はこれに対応するため連合地対地ミサイルの射撃を行うなど、共同対応に乗り出した。北朝鮮の戦略的な挑発に対する米韓軍当局の共同対応は2017年7月以来4年10か月ぶりだ。
合同参謀本部によると、米韓のミサイル部隊は韓国軍の玄武(ヒョンム)2、米軍のATACMS(エイタクムス)をそれぞれ1発ずつ日本海上に連合地対地ミサイル実射撃し、北朝鮮によるさらなる挑発を抑制するための連合戦略の迅速な打撃能力を顕示した。また、空軍はこれとは別に前日、北朝鮮の弾道ミサイル挑発の兆候を事前に捉え、持続追跡しながら実際の発射に備え、約30機のF15戦闘機が武装したまま滑走路に展開し地上滑走するエレファントウォーク(Elephant Walk)訓練を実施した。
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