中国では最近、教育部が管轄する「人民教育出版社」が出版した小学校用教科書のイラストが「中国人を醜く描いている」として波紋を呼んだ。
そんな中、台湾の医師で作家の蔡依橙(ツァイ・イーチォン)氏が、中国の教科書における他の問題を指摘している。
蔡氏はフェイスブックで「最近、中国で教科書論争が起こっており、インターネット上に多くの奇妙な内容が公開されている」とし、1枚の写真を掲載。写真は教科書の一部を写したもので、蔡氏はその内容について「みなさん、この部分を読んでみてください。妻を殴った夫が堂々と浮気して他の女と性関係を持ち、被害者を責めています」と紹介した。
蔡氏は中国の女子児童がこのような教科書で学習させられていることについて、「いいでしょう。あなた方が全員これでいいと言うのなら。前近代的な国家には前近代的な価値観があるのでしょう」と皮肉を込めて批判。
さらに、蔡氏はもう別の教科書のイラストを掲載。イラストの男子小学生たちの股間が妙にふくらんでいることを指摘し、「この男子小学生たちはズボンをはいてはいますが、イラストレーターはなぜか彼らの性器を強調するのが好きなようです」とコメント。
この投稿について、台湾のネットユーザーらは「本当にひどい」「怖すぎる」「悲しい国だ」「奇妙な教材だ」「これもアメリカや日本の仕業って言いだすんじゃないか」などの反応を見せている。
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