金浦空港の移転がどう決定するかが、「K-UAM」の実証に大きな影響を与えるとみられる。金浦空港など韓国の14空港を運営する韓国空港公社はSKテレコム(SKT)コンソーシアムに、また仁川国際空港公社はKTコンソーシアムに、それぞれ合流した。ロッテレンタルコンソーシアムには、仁川市が所属する。
国土交通部と航空宇宙研究院は5月31日、「K-UAM」グランドチャレンジ第1次実証事業の提案書を締め切った。SKT、KT、カカオモビリティ、ロッテレンタルといった4コンソーシアムが参加し、航空機・運航事業者、交通管理、UAM用の離着陸場(バーティポート)といった全分野に参加する意思を明らかにしている。
第1次実証は、参加コンソーシアムの多くを受け入れる計画で、第2次の際に採択もしくは不採択となるコンソーシアムが別れる見通しだ。
航空宇宙研究院の関係者は「首都圏での実証実験には京畿道、仁川市、ソウル市が名乗りを上げているが、ここから選出するのか、あるいは実証地域を総合的に設定するか、国土交通部が判断しているところ。初期のUAMサービスとしてもっとも注目を浴びる都心~空港シャトルサービスは空港を出発地とするが、仁川空港、金浦空港いずれも対応の意思を見せており、同部が検討中」と述べた。
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