サッカーウクライナ代表が、W杯本戦出場まで「あと1勝」に迫ったなか、ゼレンスキー大統領がオンラインで祝福と喜びのメッセージを伝えた。

 FIFAワールドカップ・カタール2022欧州予選・プレーオフ準決勝の延期分が6月1日に行われ、スコットランド代表とウクライナ代表が対戦。ロシアによるウクライナ侵攻で、代表の試合や練習などが困難となり、パスAの準決勝スコットランド対ウクライナ、およびパスA決勝(同試合の勝者対ウェールズ代表)が6月に延期が決定していた。

 戦時中のウクライナ国民の思いを胸に試合に挑んだウクライナ代表は、3-1でスコットランド代表に勝利。プレーオフ決勝戦は、ウクライナとウェールズの対戦となる。

 試合後、ウクライナのゼレンスキー大統領はオンラインを通して「ありがとう、みんな!われわれにとっては慣れていない2時間の幸せ」とし、「われわれ軍人と国全体の喜び。われわれの戦いはまだ続き、すべて耐えた先に勝利がある。われわれはウクライナ人だ」と投稿した。

 来る5日に行われるプレーオフ決勝戦でウクライナが勝利すれば、初出場の2006ワールドカップ・ドイツ大会以来の本大会出場が決定する。
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