先ごろ、韓国の某ネット掲示板には「旭日旗デザインのGAPキッズと新世界(新世界インターナショナル)の立場」というタイトルで文章が投稿された。
投稿者のAさんは「GAPキッズ売り場で、恐竜キャラクターがプリントされた子供服を購入したのだが、よく見ると旭日旗を連想させるデザインが描かれていた」とし、「恐竜好きの子供を持つ親は、ぜひ参考にしてほしい」とつづった。
Aさんは去る5月29日、3万5000ウォン(約3500円)でこのTシャツを購入。購入した際は旭日旗を連想させるようなデザインに気付かず、翌日、実際に子供にTシャツを着せたときにデザインをよく見て気付いたという。Aさんは、該当Tシャツを持って売り場を再度訪れたが、規定に合わないという理由で店が返品を断ったと説明した。
Aさんは「しっかりと(デザインを)確認していなかったことに大きな責任があるのは事実だが、ぱっと見るとよく分からないデザインで、光の屈折によって(旭日旗を連想させる)虹のようなデザインが見える」とし、「返品と販売中止を(店に)要求したが、どちらも『不可能』との回答だった」と明かした。
ネットユーザーらは「よく覚えておく」、「なんだかムカつく」、「子供が着る物にそのようなデザインを描くだなんて…」、「雑巾に作り変えよう」などの反応を寄せた。
一方、GAPアパレル商品の輸入・販売を担当する新世界インターナショナル側は「新型コロナウイルスの影響で、現地(米国)で実際にTシャツを確認することができず、GAPから届いたデザイン案のみをチェックして輸入を決定した」とし、「当時のデザイン案には旭日旗のデザインは無く、恐竜(のキャラクター)だけを確認していた」と説明。
同件について、新世界インターナショナル側は「物議を醸したTシャツは、オフラインとオンラインの両方で販売を中止する」と明かした。
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