韓国、外貨準備高「3か月連続の減少」…世界9位に「下落」

韓国の外貨準備高の規模が、先月16億ドルほど減少した。米ドル安へと転換されたが、為替市場の変動性緩和措置がとられたことから、外貨準備高は3か月連続で減少した。4月末基準で外貨準備高の規模は世界9位へ下落した。

韓国銀行がきょう（7日）発表した外貨準備高統計によると、5月末基準で韓国の外貨準備高は4477億1000万ドルで、前月（4493億ドル）より15億9000万ドル減少し3か月連続の下落を記録した。このような外貨準備高は、これまでの最高を記録した昨年10月末（4692億1000万ドル）と比べると、215億ドル少ない数値である。

韓国銀行は「米ドル安によるユーロとポンドなどその他の外貨建て資産のドル換算額増加にもかかわらず、為替市場の変動性緩和措置により外貨準備高が減少した」と説明した。