蘇社長は1986年から同社で営業、管理、企画、財務、生産などに携ってきた。99年に社長就任してから6年間にわたり会社を率いてきたが、今回の解任は来年2月の任期を待たずしての途中降板となる。崔社長代行は89年から開発・設計部門を担当し、現在は商品開発本部長も兼ねている。
同日の理事会には筆頭株主の上海自動車グループから派遣された3人と社外理事3人の合計6人が出席した。蘇社長の解任で代表理事は上海自動車の蒋志偉氏1人となる。
一方、労働組合側は当初予想されていた社外からの人事ではないことに安堵しながらも、蘇社長の解任が構造調整の皮切りになるのではないかとして警戒を強めている。投資計画の履行や雇用保障などについてこれまでも上海自動車に要求を出してきたが満足する回答は得られておらず、今後も要求を続けるほか、11日にはストライキの賛否投票も実施する予定。
双竜自動車の第3四半期の業績は売上高が9284億ウォン、営業利益159億ウォン、純利益184億ウォンと、昨年第4四半期から続いていた赤字から黒字に転じた。
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