ソン・フンミン、英PFA「ことしの選手」に続き「ベスト11」からも除外…現地で疑問の声も(画像提供:wowkorea)
ソン・フンミン、英PFA「ことしの選手」に続き「ベスト11」からも除外…現地で疑問の声も(画像提供:wowkorea)
アジア人選手として初めてイングランド・プレミアリーグ(EPL)得点王に輝いたソン・フンミン(29/トッテナム)が、イングランドプロサッカー選手協会(PFA)が選定する「ことしの選手」候補から外れたのに続き、「ことしのチーム」にも入らず、サポーターから不満の声が相次いでいる。

ソン・フンミン の最新ニュースまとめ

 PFAは10日(日本時間)、オンラインで「PFAアワーズ2022」イベントを開き、ことしの選手およびヤングプレイヤーなど部門別の受賞者を発表した。

 ことしの男子選手賞は、EPL2021〜2022シーズンで23ゴールを挙げたソン・フンミンと共に同点で得点王となったモハメド・サラー(リヴァプール)が手にした。これに先立ち、ソン・フンミンは候補にも挙がらず、サポーターの間では「公正性」に疑問を抱く声が上がっていた。

 物議は、シーズンベスト11を意味する「PFAことしのチーム」で再熱した。

 4-3-3のフォーメーションで構成されたプレミアリーグ「ことしのチーム」にソン・フンミンの名前がなかったのだ。代わりにFWとしてモハメド・サラーと共に名を連ねたのは、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド)とサディオ・マネ(リヴァプール)だった。ロナウドは今シーズン、リーグ戦で18ゴールを決めてソン・フンミンとモハメド・サラーに続き、得点順位は3位だった。マネは16ゴールで、ハリー・ケイン(トッテナム、17ゴール)に続いて5位だった。

 現地メディアでは、非難の声が相次いだ。英デイリーメールは「サポーターらは、“ゴールデンブーツ”を手にしたソン・フンミンがPFAことしのチームから外れたのは『犯罪(criminal)だ』と怒りをあらわにしている」と報道。また「ソン・フンミンはPKなく“ゴールデンブーツ”を受賞した」としたうえで、「現在、ソン・フンミンは世界の最も過小評価されている選手。もっと尊重されるべき選手だ」などサポーターの声を伝えた。

Copyrights(C) Edaily wowkorea.jp 4