外交筋によると10日、朴振長官は9日、ソウル大学校のソン・サンヒョン名誉教授、ハン・ビョンチョル元人権委員長、チョ・テヨル元国連大使などが参加した昼食会の集まりで講演者として出て、このような逸話を紹介した。朴振長官は先月9日、岸田文雄首相の特使資格として尹錫悦大統領の就任式に出席するために訪韓した林芳正外相と夕食をともにして、両国間の関係発展案について議論した。
朴振長官によると、当時、同氏は林芳正外相に「私たちの懸案問題を当然解決しなければならないが、キンポ(金浦)-羽田路線の空路からまず始めようと提案した」とし「今では1日に2万人がこのように入国制限を受けているが、これを引き続き増やす予定で、ビザも早急に免除されれば、過去のように日韓間の経済・通商はもちろん、人的交流、観光、文化、学術交流など多様な分野で交流が行われるだろう」と述べた。
続けて、「このように交流が行われると、両国国民の間で相互認識が改善され、それが懸案問題を解決できる土台になる可能性があると考える」とし「今朝新聞を見ると幸いなことに両国間の世論が少しずつ良くなっているという報道がされて、本当に励みになる」と述べた。
林芳正外相が音楽好きであるという話に朴振長官は、「もう日韓間は不協和音ではなく、しっかりとした和音を出そう」と述べ、林芳正外相は贈り物としてハーモニカをプレゼントしたという。
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