「不夜城」東大門ファッション街、週5日制をけん引した「シンサンマーケット」=韓国(画像提供:wowkorea)
「不夜城」東大門ファッション街、週5日制をけん引した「シンサンマーケット」=韓国(画像提供:wowkorea)
眠らないショッピングの名所、トンデムン(東大門)に週5日制の波が押し寄せている。コロナ禍以降、対面の取り引きが減った一方でデジタル化が急速に進み、卸・小売事業者がオンライン取引を積極的に活用しているためだ。

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11日、ソウル市チュン(中)区東大門では、チョンピョンファ(清平和)ファッションモールなど大部分のモールの入口が閉ざされていた。週5日制が3月から本格化しているためだ。1962年に開業してから約60年間続いてきた週6日制が、終わりを告げようとしている。

東大門市場のデジタル化をけん引したのが「シンサンマーケット」だ。2013年からデリシャスが運営している「シンサンマーケット」は、東大門の卸売・小売事業者をオンラインで結ぶBtoB(企業間取引)プラットフォームとなる。同社は現在、仕入れから検収、在庫管理、顧客への配送まで提供する大型物流拠点(フルフィルメント)サービスも運営している。

オンラインの活性化で深夜から早朝まで働く必要性が減り、業者のワークライフバランスが強化されている。取引先の社長と顔を合わせる必要がなくなることで、業務の負担減少も顕著だという。

デリシャスによると、東大門全体の卸売店舗の80%超にあたる1万1000店が「シンサンマーケット」を利用しており、昨年の取引額は5723億ウォン(約599億4101万円)を記録した。2013年のサービス開始以降、累積取引額が2兆ウォン(約2102億3475万円)を突破したデリシャスはことし下半期、日本とのBtoB市場に進出する。




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