黄善洪監督(右、大韓サッカー協会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
黄善洪監督(右、大韓サッカー協会提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合ニュース】サッカー男子のU―23(23歳以下)アジア・カップは12日、ウズベキスタンのタシケントで準々決勝が行われ、韓国は21歳以下のチームで参加している日本に0―3で完敗した。

 前回の2020年大会で優勝した韓国は2連覇を狙っていたが、24年パリ五輪出場に照準を合わせ、21歳以下のチームで参加した日本に破れた。

 23歳以下で出場した韓国が21歳以下の日本に敗れたことで衝撃が広がった。

 ただ、黄善洪(ファン・ソンホン)監督率いる今大会の代表メンバーは当初から精彩を欠き、1次リーグの第2戦で格下のベトナムと引き分けて決勝トーナメント進出も危ぶまれるなど、日本に破れたのは当然との見方もある。

 韓国が4強入りを逃したのは5回目となる今大会が初めて。

 代表メンバーは海外で活躍する選手や、韓国のKリーグの主力選手など、能力の高い選手で構成されていたものの、黄監督が選手たちをしっかりと把握できていたのか、采配に疑問が残る部分も少なくない。

 一部では、今大会が「兵役免除」と関係がないため、選手たちのモチベーションが高くなかったとの批判も出ている。

 しかしどのような状況でも常に選手たちに目標意識を持たせ、勝利に向かわせるのは、監督の役割だ。


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