「Hana Bank Invitational」は、2008年に始まった中・韓ツアー「KEB Invitational」を継承。日中韓の選手が出場する北東アジア唯一の国際大会としてスタートし、2018年からは今のタイトルで「アジアのメジャー大会」を目標に開催してきており、JGTO(日本ゴルフツアー機構)やCPGA(PGAチャイナツアー)で活躍する選手たちの出場によって国際大会に発展してきた。
ハナ金融グループはその後、日中韓3か国の交流を通じてそれぞれの国で順番に大会を開催する案も検討するなど、アジアを代表する国際大会を目標にしている。
ことしはKPGAトップクラスの選手とJGTOの選手の対決が観戦のポイントになりそうだ。
韓国ではことし、プロデビュー12年で初めての優勝を手にして2勝目が期待されているハナ金融グループ所属のパク・ウンシン(32)と、先週のKPGA選手権大会で優勝したシン・サンフン(24)が2週連続の優勝に挑む。そして本大会のディフェンディングチャンピオンであるイ・テフン(31)の今シーズン初優勝への挑戦も見どころ。
今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中国ツアーからの選手は出場できないが、プロ通算4勝のH.W.リューやトッド・ペク、G.チャルングン、スンス・ハン、ハン・ジュンゴンら9人の選手がJGTOから出場する。
大会主催側は「ALL NEW START」というスローガンの今大会について「コロナ禍からの日常回復後、ギャラリーの観戦が可能になったので、今大会を通じて出場選手の巧みなホール攻略や日韓ツアーを代表するプロゴルファーの対決をじかに見て、様々なイベントを楽しんでもらいたい」と明らかにした。
Copyrights(C)wowkorea.jp 5