(画像提供:wowkorea)
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韓国で、パンデミック以後、消費のパラダイムのデジタル転換に歩調を合わせ、ファッション・流通業界がデジタル投資を増やしている。 特にデジタル資産である顧客レビュー確保と消費者データ分析に力を入れている。

15日、業界によると、MLBやディスカバリー、ストレッチエンジェルスなどを展開するF&Fは、映像レビューの導入を準備している。 このため、Vレビューを運営するインデントコーポレーションと協議を進めている。

インデックスコーポレーションは映像レビューをAI(人工知能)チャットボットを通じて収集してくれる「Vレビュー」とショートフォームSNS形態で残すことができる「スプレー」サービスを運営する。 顧客は物を購入した後、該当プラットフォームに別途レビューを作成せず、カカオトークのAIチャットボットを通じて簡単な文と映像だけを残せば済むシステムだ。

F&Fはまた、社内デジタル本部でグローバルCRM(顧客管理)プラットフォームであるセールスフォースソリューションを導入し、マイクロソフト365システムを導入するなど、デジタル転換に速度を上げている。 これを通じて現在20%水準のオンライン売上を長期的に30~40%台に引き上げるという目標だ。

GSリテールが運営するオンラインシッピングプラットフォームGSフレッシュモールは「レビュー専門館」を開始した。 レビュー専門館はレビューの多い商品の中で星4つ以上(星5つ満点)を受けた100種余りの商品を選別しておすすめするサービスだ。

GSフレッシュモールマーケティングチームのユ・ジョンウンマネジャーは「優れた商品を最も便利に購入できる、顧客中心の最適化ショッピング環境構築に努める」と話した。

SSGドットコムは顧客の購買経験を反映した、食品カテゴリー特性化レビューサービス「SOOKシェフ(SSGシェフ)」を今月初めに開始した。 SOOKシェフはレビュー品質を高めるため、SNSチャンネル属性を融合させたのが特徴だ。 高品質レビューを確保するため、SSGドットコムはレビューを残した顧客にSSGマネー1000ウォン(約104円)を支給する。 SSGドットコムは実際、2~4月までの売上データを分析した結果、プレミアムレビューが登録された商品の注文件数が前月対比平均30%増加したことが確認された。

オリーブヤングはオフライン売り場とオンラインモールで購入した商品のレビューを残せる「オン・オフライン統合レビューサービス」と不適切なレビューを選別する「レビューブラインドシステム」等を運営中だ。 特に、良質のレビューを確保するために毎週1位から1000位まで優秀レビューアーを選定し、ショッピング特典を提供する。 これを通じて現在1300万個の累積レビューを確保した。

流通業界関係者は「レビューは顧客の購買決定過程に影響を及ぼす重要な要素」として「レビューを顧客マーケティングと連結させるためにオンラインモールに対する投資はますます増えるだろう」と話した。

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