雇用労働省は毎年、国家の人材育成に努力するコンソーシアム教育機関を対象に教育課程開発や訓練実績、専担者専門性、教育満足度などを総合算定して成果を評価してきた。ポスコは2018年から毎年最優秀機関に選ばれている。
コンソーシアム事業は、大企業が相対的に教育環境が劣悪な中小企業とコンソーシアムを組み、無償で教育や訓練を行う事業だ。政府から一部教育運営費の支援も受ける。
ポスコは昨年、協力社や中小企業422社の職員1万9628人に対し、設備診断、天井クレーン整備技術などの職務技術や革新・安全・品質教育を実施した。青年の求職者220人には就職支援教育も行っている。また164人には、協力社など中小企業への採用を支援した。
さらに同日、ポスコをはじめ、サムスンSDIなど19社がコンソーシアム自律共同訓練センターの認定機関に選定。
同社のハン・ヒョンチョル労務協力室長は「今年Kデジタルプラットフォームの構築を皮切りに、デジタル教育訓練の底辺拡大を通してポスコの経営理念である『企業市民』を実践したい」と述べた。
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