サムスンのスマホ、1~3月期に欧州市場でトップも出荷量は16%減=韓国報道(画像提供:wowkorea)
サムスンのスマホ、1~3月期に欧州市場でトップも出荷量は16%減=韓国報道(画像提供:wowkorea)
香港の市場調査会社、カウンターポイント・リサーチによると1~3月期、欧州のスマートフォン市場は前年同期比12%縮小し、1~3月期としては直近10年間でもっとも低い出荷量を記録した。

長期化する部品不足や中国の封鎖措置、経済状況の悪化、ロシアによるウクライナ侵攻など、さまざまな要因が影響を与えているとの分析だ。

同社のアナリストは「欧州のインフレは消費者の支出に影響を与え、ロシアで1位のサムスンと3位のアップルは3月初め、ロシア市場への出荷を中断した。2社がロシアにおけるスマホ出荷量の約半分を占めてはいるが、欧州全体のスマホ出荷量からみると6%に過ぎない。このためロシア撤退による影響は、欧州地域では相対的に小さい。ただし戦争の影響が、材料の調達不足や価格上昇、追加的なインフレなどにつながる場合、より広範囲な波及効果を招くだろう」と話した。

サムスン電子は1~3月期も、欧州市場においてシェア35%で1位となった。しかし出荷量は16%減少した。これはサムスン電子だけでなく2位の米アップル(シェア25%)、中国の小米科技(シャオミ、同14%)なども同様だ。アップルは6%、シャオミは36%、それぞれ出荷量が減少した。

一方、OPPO広東移動通信(オッポ)の姉妹ブランド「Realme(リアルミー)」は、上位5社中、唯一出荷量が前年同期比で成長し、欧州で急成長する主要ブランドの1つとなった。このほかフィンランドのHMDグローバル、米グーグルも小幅ながら成長した。

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