サイズよりも含有量アップ、原材料の風味や食感を活かした食品が人気＝韓国

食品業界によると、原材料の含有量を高め風味を強調した製品の需要が増えている。

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農心ケロッグの「リアルグラノーラ・クランチオーツ」は、既存のグラノーラに比べオーツ麦を約57%へと増量し、香ばしさとザクザクした食感を向上させた。オーツ麦を平らにして焼いた「まるごとオーツフレーク」や、パリッと焼き食感を刺激する「オーツクリスピー」など、多様な味わいと食感も新鮮だ。

またピングレの「プロテイン・ストリングチーズ」は、高カルシウムチーズに100%牛乳由来のタンパク質を加えた、高タンパク質のストリングチーズだ。1グラムあたりのタンパク質含有量は30%水準で、鶏むね肉のタンパク質含有量（23%）よりも高い。糖分の含有量は0.5グラム未満で、運動直後の栄養補給として負担なく摂取できる。

このほかプルムウォンの「そば冷麺」はそばの含有量を高め、本来の香ばしい風味を最大化した調理済み食品（HMR）製品だ。冷たい性質のため、夏の暑さを乗り越える助けになると言われるそばの含有量を83%とし、そば特有のヘルシーで淡泊な味を実現した。

業界の関係者は「原材料本来の特徴を自然に活かした味わいと風味、食感で夏バテにより減退した食欲を刺激し、美食の楽しさを伝える新製品やリニューアル製品の販売が活発な雰囲気」と述べた。