24日、関連業界によると、サンバンウルグループは同日午後、双竜自動車の売却主幹社であるEYハンヨン会計法人に買収提案書を提出した。
双竜自動車はこれに先立ち、エジソンモーターズと投資契約を解除した後、買収予定者と条件付きの投資契約を締結し、公開入札を通じて買収者を定めるストーキングホース(Stalking Horse)方式で再売却を進めている。
買収予定者には、先立ってKGコンソーシアムが選ばれている。しかし、サンバンウルグループは9日、買収意向書を提出。それに続き、この日は買収金額などを書いた公式買収提案書まで出した。これで2社対決の様相が明確になった。
サンバンウルグループはストーキングホース方式での入札当時、KGコンソーシアムの約3500億ウォン(約367億円)より多い、約3800億ウォン(約398億円)を買収代金として提示したにもかかわらず、買収予定者には選ばれていない。それで今回は、さらに高い金額を提示した。
また、サンバンウルグループは財務的投資家(FI)と組んで、資金調達計画も提出したという。
ただ、KGコンソーシアムは双竜自動車の買収予定者で、優先買収権を保有しており、サンバンウルグループに比べて有利な状況だ。KGコンソーシアムが28日まで、サンバンウルグループより買収額を増やして提示するかがカギだ。もしKGコンソーシアムが買収を放棄する場合、双竜自動車は、サンバンウルグループと追加交渉を始める。以後、買収金額の10%に該当する履行保証金を納入し、最終契約を締結することになる。
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