朝鮮中央通信はきょう国家非常防疫司令部を引用し、25日午後6時からの24時間、全国で新たに発生した発熱患者は計6710人余りと報道した。前日に発生した約7300人より減少した。完治した人は約8170人と集計された。
4月末から前日までに発生した累積発熱患者は約472万9140人で、このうち99.736%の約471万6680人が完治し、約1万2380人が治療を受けている。
北朝鮮は治療中の新型コロナウイルス患者も前日1万3000人台から1万2000人台に減少したと主張した。
北朝鮮が発表した新型コロナウイルス発熱者数は24日から1万人以下を維持している。韓国統一部はこうした推移を考慮し、北朝鮮が今月中に新型コロナウイルス危機を解消したと宣言する可能性があるとみている。ただ、発熱者数と比べ死亡者が少なく、統計自体の信頼性を疑う意見もある。
北朝鮮は15日の累積死亡者が73人と明らかにして以降、新規死亡者の統計は公開していない。
北朝鮮中央通信は、「生産活動と生活秩序を正常な水準に確実に履行させるための国家的な措置が相次いで取られているように、経済と社会生活のすべての工程と分野が徹底した防疫学的な担保性を持って円滑に運営されるよう尽力している」と言及し、北朝鮮社会が新型コロナウイルス事態以前の状態に復帰するため準備していることを示唆した。
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