中央選挙管理委員会、最高検察庁に金承禧保健福祉部長官候補の捜査を依頼…政治資金法違反の嫌疑＝韓国

中央選挙管理委員会がキム・スンヒ（金承禧）保健福祉部長官候補に対し、政治資金法違反の嫌疑で最高検察庁に捜査依頼を出した。

シン・ヒョニョン（申賢栄）共に民主党議員は29日、国会疎通館で開いたブリーフィングで「金候補は人事聴聞対象ではなく、犯罪嫌疑者で最高検察庁の捜査を受ける対象である」とこのように述べた。

申議員は「ユン・ソギョル（尹錫悦）大統領は人事検証システムの不十分さを国民に謝罪し、有能かつ道徳的な候補を再び選任しなければならない。金候補の自主的な辞退または任命撤回をただちに要請する」と述べた。

さらに「犯罪嫌疑者が約100兆ウォン（約10兆5167億円）の予算を管掌する保険福祉部の首長に任命されてはならない」と強調した。

申議員は、金候補の政治資金法違反に関する現在までの進行状況とこれに関して、最近まで開かれた会議の内訳資料を中央選挙管理委員会に要請した。

中央選挙管理委員会は申議員の要請により、金候補の政治資金法違反の有無を調査し、政治資金法第2条および第47条の違反嫌疑を確認し、最高検察庁に金候補の捜査依頼を要請した。