韓国航空宇宙研究院とKAISTは「キューブサットが送った情報から、電圧や温度などすべての正常だと確認された」と説明した。
衛星はハイパースペクトルカメラで地球を観測したイメージと、あらかじめメモリーに保存しておいたイメージを、地上局へと送る予定だ。研究チームは、衛星の状態が安定すれば、まずはキューブサットのメモリーにあらかじめ保存してあるイメージをダウンロードして、双方向の交信を行う計画だ。
KAISTの関係者は「まだ正確なデータを受け取っておらず言及はできないが、ビーコンからの信号を約10回受け取ったため、次回は双方向の交信まで行えることに期待している」と話した。
これに先立ち6月21日、打ち上げに成功した「ヌリ号」には、2019年開催の「第5回キューブサットコンテスト」で選出された4組の大学チーム〈朝鮮大学、KAIST、ソウル大学、ヨンセ(延世)大学〉が作ったキューブサットが搭載されている。
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