【ソウル聯合ニュース】月を周回する韓国初の月軌道衛星「タヌリ」が、8月3日に米国で打ち上げられる。 科学技術情報通信部によると、タヌリは5日、打ち上げに向け中部・大田の韓国航空宇宙研究院から仁川国際空港に移され、航空便で米国へ運ばれる。7日に米フロリダ州のケープカナベラル宇宙軍基地に到着する予定だ。状態の点検や燃料注入などの準備を経て、8月3日午前8時24分(現地時間同2日午後7時24分)ごろに米宇宙企業スペースXのロケットで打ち上げられる。 タヌリは12月ごろ月周回軌道に乗り、2023年の1年間、月の上空100キロを周回しながら月着陸船の着陸候補地を探るとともに月の科学研究、宇宙インターネット技術の検証といった任務を遂行する。 韓国政府は米国と協力してタヌリに米航空宇宙局(NASA)の撮影機器を搭載し、NASAはタヌリの深宇宙通信と航行をサポートする。
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