8日、業界によると、放送通信委員会は7日午後4時、GoogleのPlayストアにおけるカカオトークのアップデート拒否に関して、カカオとGoogleの立場を聴取したという。非公開で行われたこの日の会議には、放送通信委員会のキム・ジェチョル利用者政策局長と、Googleコリア、カカオの対外協力担当役員が出席。
放送通信委員会は両者と個別面談をした後、会議を行なった。しかし立場の差を確認しただけで、結論は出さなかった。放送通信委員会側は「両者が相互協力をして現在の状況を円満に解決するために努力することにした。必要な場合は追加で議論をしていく」と明らかにした。
Googleは今月1日付にて自社アプリストアでカカオトークアプリの最新アップデートバージョンの提供を中止した。自社インアプリ決裁ポリシーを違反したという理由だ。カカオはことし5月からカカオトークで無制限にスタンプを利用できる「スタンププラス」購入ページに外部の決裁リンクを案内した。
カカオが今回の会合で外部リンク決済方法をあきらめると明らかにしなかったが、Googleのポリシーに従う方向で整理される可能性も残っている。カカオの関係者は「利用者の便宜を考えた決定が下されるはず」と述べた。
Googleのこのような措置がいわゆる「インアプリ決裁強制禁止法」(電気通信産業法一部改正案)を違反しているという声も上がっている。放送通信委員会はことし4月、Googleの外部リンク禁止行為が、該当の法違反の素地があるという有権解釈を出し、実際の被害が起きたら法的処分が可能だと明らかにしていた。
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