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脱北者定着支援施設が23周年 韓国統一相「来たるべき統一に備える」
【ソウル聯合ニュース】韓国の権寧世(クォン・ヨンセ)統一部長官は8日、脱北者が合宿生活をしながら韓国社会への定着教育を受ける施設「北韓離脱住民定着支援事務所(ハナ院)」の開院23周年記念式典に出席し、「(南北)統一がいつ実現するかは誰も予測できないが、来たるべき統一に備えることは今でも誰でもできる」と述べた。 記念式典に統一部長官が出席したのは、2017年以来5年ぶり。 1999年7月8日にソウル近郊の京畿道安城市に開院したハナ院では、これまでに3万人近い脱北者が教育を受けた。 式典には脱北者で与党「国民の力」の池成浩(チ・ソンホ)国会議員らも出席した。池氏は「16年前にハナ院を修了した私が、韓国の国会議員になってこの場に立っている」としながら、「北で生まれたことを恥じることなく、堂々と暮らせる環境を作れるよう努力する」と述べた。