日本経済新聞によると、この日の参議院選挙では参議院全体議席数248席のうち、半数である125席に対する投票が行われる。参議院の任期は6年で、3年ごとに全体議員の半分を新たに選出する。投票はこの日午前7時から始まり、一部地域を除くと投票は午後8時に締め切られる。結果は翌日未明に分かると日本経済新聞は報道した。
読売新聞などの日本のマスコミが今月初めに行った世論調査では、選挙議席数125議席のうち、自民党と連立与党である公明党を合わせて少なくとも63議席、最大で80議席を獲得するものと予想された。任期が3年残った与党の参議院議員数は70席で、世論調査の結果通りなら、今回の選挙で与党は少なくとも133席から最大で151席を獲得するものとみられる。現在の与党議席数が139席である点を考慮すれば、与党の議席占有率がさらに拡大する可能性があるということだ。一部では、安倍元首相銃撃事件によって自民党が同情票まで得るものと予想した。
これによって自衛隊を憲法に明記する改憲を支持する与党は、改憲案発議のために必要な議席数である全体議席数の3分の2を維持するものとみられる。改憲案発議のためには、衆議院(下院)と参議院で全議員の3分の2以上がそれぞれ同意しなければならないが、現在、いずれも改憲勢力が3分の2を超えている状態だ。ロシアによるウクライナ侵攻などで安保脅威が高まり、日本では防衛力強化とともに改憲が今回の選挙の重要イシューだ。
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