優勝したソン・ガウンがKLPGAのキム・ジョンテ会長とテボグループのチェ・ドゥンギュ会長や役員たちと記念撮影。(画像提供:wowkorea)
優勝したソン・ガウンがKLPGAのキム・ジョンテ会長とテボグループのチェ・ドゥンギュ会長や役員たちと記念撮影。(画像提供:wowkorea)
昨年の新人賞を獲得したソン・ガウンが、韓国・キョンギド(京畿道)パジュ(坡州)市のソウォンバレーゴルフクラブで開催されたKLPGA(韓国女子ゴルフ協会)ツアー第14戦のDAEBO HAUSDオープン(賞金総額10億ウォン)の最終日を4アンダーの「68」で回り、計18アンダーで優勝した。

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 昨年、新人賞を獲得して最高のデビューを飾ったが、ことしの前半は成績があまりよくなかったソン・ガウンは、“2年目のジンクス”をはねのけ、今大会で初日から3日間トップを守り続けて完全優勝で2勝目を手にした。

 DAEBOグループが主催で、KLPGAが主管した、韓国十大ゴルフ場に入るソウォンバレーゴルフクラブで開催された大会で、暑い日が続いたにも関わらず、多くのギャラリーが集まった。同じブルーの服を着たファンからの声援を受けたソン・ガウンは、優勝賞金1億8000万ウォン(約1800万円)を獲得。

 ソン・ガウンは今大会、初日から圧倒的なプレーと完璧なパッティングを見せ、54ホールで19バーディー、1ボギーを記録。54ホール中、パーオンを逃したのは4回だけだった。最終日の14番でのロングパットの成功が勝利を予感させた。ソン・ガウンが記録した18アンダーは、昨年の優勝者パク・ミンジの記録16アンダーを抜く新記録となった。

 ソン・ガウンは試合後のインタビューで「きょうは優勝したくて、欲が出て緊張もしたが、自分がすべきことに神経を使ってうまくできたと思う」と語った。

 「今朝は何を考えていたか」という質問にソン・ガウンは「最終組でプレーしても緊張しようにしよう、目標は優勝ではなく自ら成長する一日にしよう、と思って臨んだ。今回の優勝が成長する足掛かりになったと思う」と答えた。

 応援に来てくれたファンと服の色が似ていたことについて、「前日にどんな色を着るのかお話ししている。そしたらいつも合わせて着てきてくださる」と明かした。

 ソン・ガウンは今後の目標について「ショットとパッティングの感じがよくて、来週も優勝を狙いたい。シーズンの初めに、ことしは2勝以上するのを目標にしていたが、先週休みながらトップ10にたくさん入るようにしようという新しい目標を立てた」と語った。

 そしてソン・ガウンは「今シーズンの準備の時から、昨年優勝したハナ金融グループチャンピオンシップでもう一度優勝したいと思った。タイトル防衛を成功させたい」と抱負を語った。

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