13日のNHKの集計によると、12日に日本全域で新たに確認された新型コロナウイルス感染症の新規感染者は7万6011人で、1週間前(3万60188人)よりも2倍以上増加した。1日の感染者が7万人台を記録したのは、3月3日(7万319人)以来、4か月ぶりのことだ。
東京都の前日の新規感染者も1万1511人で、3月16日以降、約4か月ぶりに初めて1万人を超えた。最近1週間(今月6~12日)の平均新規感染者数も5万2299人で、直前の1週間(2万4446人)の2倍以上に増加した。一週間前、前週の同じ曜日から感染者が2倍に増加する「ダブルリング」現象も8日間で続いている。
共同通信は「島根県と鳥取県、沖縄県など12の広域自治体で12日(きのう)の新型コロナウイルス感染症の新規感染者が歴代最多を更新するなど、『第7波』(第7次大流行)の様子が目立った」と分析した。第6波のピークだった今年2月初めには1日の新規感染者が一時的に10万人を超えたが、それ以後、減少傾向に転じていた。
最近の新型コロナウイルス感染症の再拡散は、オミクロン変異株よりも感染力が強いことで知られているオミクロン変異株の下位変異である「BA.5」が拡散しているためだと日本メディアは伝えた。
NHKと共同通信は、日本政府は新型コロナウイルス感染症の拡散に対応し、当初今月中に実施する予定だった国内旅行支援事業を延期することにしたと伝えた。この事業は、国内旅行客1人当たり1日(1泊基準)に最大で1万1000円相当のクーポンを支援し、新型コロナウイルス感染症の拡散で困難を経験した旅行業や飲食業などを支援することが目的だ。
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