北朝鮮メディア「朝鮮中央通信」は14日、「朝鮮民主主義人民共和国外務省は、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の外務省に前日、書簡を送った」と報道。
通信は、北朝鮮外務省のチェ・ソンヒ外相がこの書簡で「朝鮮民主主義人民共和国政府が、ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認めることを決定したと伝えた」とし、「自由・平和・親善の理念に沿って、この国たち(ドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国)と国家関係を発展させていく意思を表明した」と報じた。
ロシアの国有通信社「RIAノーボスチ」も現地時間13日、親ロ派勢力の在ロシア代表部がテレグラム(Telegram/メッセージアプリ)に投稿した文章を引用し、「同勢力の駐ロシア大使として任命されたオリガ・マケエワ氏が、北朝鮮のシン・ホンチョル駐ロシア大使から独立承認書の書簡を受け取った」と伝えた。
一方、ウクライナ外務省は声明で北朝鮮を非難し「国交断絶」を表明したうえで、「独立承認はロシアの働きかけによるもので、北朝鮮の有害さよりロシアの有害さを示している」と非難した。
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