プロサックス奏者のシン・ユシクの演奏(画像提供:wowkorea)
プロサックス奏者のシン・ユシクの演奏(画像提供:wowkorea)
現在韓国で、定年退職した男性や専業主婦だった女性たちが、子どもたちの成長後に余裕ができた時間で習ったり経験したりする様々な分野に投資をして楽しんでいる。

キム・ヨンジャ の最新ニュースまとめ

 一番多く楽しんでいる分野として、女性はダンスと共にトロットやK-POPを習って一緒に合唱できる歌唱教室で、男性はサックスやギターなどの楽器演奏だ。

 共通点は、若い時に関心があったり、やってみたいと思っていたりした分野に心の余裕がある程度できて投資し始めるという点だ。また政府でも場所を無料で提供したり、習うための費用の一部も補助したりして、多くの市民に学びの機会を提供している。

 特に男性に人気のあるサックスは、初期投資費用として楽器、無線マイクなどの基本装備を購入すると1000万ウォン(約100万円)を超えるにもかかわらず、現在は約40万人と予想される活動人口が大きな教育市場を形成している。

 現在、韓国で一番人気のあるプロサックス奏者は、シン・ユシク。「イベントの神」という別名で韓国のいろんなフェスティバルやイベント、結婚式の祝賀演奏にも出演している。特に歌手キム・ヨンジャのヒット曲「アモール・ファティ」のソプラノサックス演奏は、多くの人から愛されている。

 アマチュアは主にYouTubeを活用して実力を披露しており、自分だけのファンを構築している。一番人気のユーチューバーは、「Joy music TV」のチャンネル名で活動しているキョンサンナムド(慶尚南道)チャンウォン(昌原)市に住む夫婦だ。クンビ(本名:イ・デウ)とジョイ(本名:チョ・ジヨン)という芸名で毎週木曜日の午後9時にサックスとトランペットで演奏して歌う放送だが、21日で50回を迎える。

 放送をするきっかけが独特で、義父母と一緒に昌原に住んでいたが、二人がチュンチョンナムド(忠清南道)ソサン(端山)市に引っ越し、昼には野菜を休みなく販売しているので、義父母に一生懸命に暮らしている姿を毎週見せるために始めたという。このようないきさつが知られ、多くの同好会会員が訪れて応援する人気チャンネルとなった。

 このように様々な理由や満足感でアマチュアが演奏活動をしながら生活の満足度も高め、地域に演奏ボランティアもしており、50代以上の男性たちに人気のある趣味となっている。またYouTubeの活動によって得た副収入もあり、当分は韓国でサックス旋風が続きそうだ。


Joy music TV リアルタイム Live 放送(48回目)/GUEST プッティヨン(キム・ヨンミ)
Joy music TV リアルタイム Live 放送(48回目)/GUEST プッティヨン(キム・ヨンミ)




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